「JTB REPORT 2017 日本人海外旅行のすべて」発行 

2017/07/26

株式会社ジェイティービー

●雇用環境の改善が旅行者数増加に貢献か

・20 代女性のフルタイム就労者の旅行が増、出国率は 28.5%

・30 代~50 代女性のパートタイマー層が需要をリード

・円高や燃油サーチャージの下落も寄与

 

●カジュアルな旅行スタイルが定着

・「食べ歩き」が旅行先での活動で初のトップに(63.2%)

・観光旅行では自分で手配する個人旅行の比率が多数派に(51.3%)

 

●韓国・台湾への旅行者数増加が需要をリード

 

株式会社ジェイティービー(本社:東京都品川区 代表取締役社長:髙橋広行/以下、JTB)、 2016 年の日本人海外旅行マーケットの実態をまとめた「JTB REPORT 2017 日本人海外旅行のすべて」を発行しました。

1988 年以来、今年で 30 回目の発行となるこのレポートは、独自のアンケート調査や各関係機関の統計資料に基づき、株式会社 JTB 総合研究所(本社:東京都港区 代表取締役社長 野澤 肇)が海外旅行マーケットの動向、構造を分析し、編集・発行しており、 7 月 28 日(金)より JTB 総合研究所のホームページで販売開始します。

今回のレポートの概要は、以下の通りです。

 

1.雇用環境の改善が 2016 年における旅行者数増加に貢献か

20 代女性のフルタイム就労者の旅行が増、出国率は 28.5%、30 代~50 代女性のパートタイマー層が需要をリード

2016 年の海外旅行者数は前年比 5.6%の 1,712 万人と 4 年ぶりの増加に転じた。当研究所の調査によれば旅行者数の増加は若年女性のフルタイム雇用者や30 代~50 代の女性のパートタイム就労者を中心としており、雇用環境の改善が海外旅行需要の回復に貢献した可能性を示唆している。(図 1)

 

2.カジュアルな旅行スタイルが定着

「食べ歩き」が旅行先での活動で初のトップに(63.2%) 、観光旅行では自分で手配する個人旅行の比率が多数派に(51.3%)

長年、旅行先での活動のトップを占めてきた「自然風景観光」に代わり「食べ歩き」が初めてトップとなった。近場の韓国、台湾などへの旅行が増加し、ヨーロッパなどが減った結果、海外旅行のカジュアルな側面が鮮明になったものと考えられる。(図 2)観光目的の旅行では自己手配による個人旅行の比率が旅行会社のパッケージ利用を上回った。海外旅行が一層身近なものになりつつあることを示すものと考えられる。(図 3)

 

3.韓国・台湾への旅行者数の増加が需要全体をリード

ヨーロッパへの旅行者数減は、60 代以上のシニア層で顕著

2016 年は韓国、台湾への旅行者数増加が大幅に増加し、海外旅行需要全体をリードした。韓国、台湾に関しては LCC の就航が大幅に増加したことも需要増に貢献したと考えられる。一方、テロが相次いだヨーロッパへの旅行者数は大幅に減少した。ヨーロッパへの旅行者数減少は 60 代以上のシニア層で顕著であった。シニア層の旅行先として増えたのは台湾や韓国の他、ハワイ、オセアニアなどで、これらの地域がヨーロッパで減少した旅行需要を代替したと考えられる。

(図 4)(図 5)

 

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